被害に遭わないためにどうすればいいのか。

警視庁幹部は「電話自体に出ないことが一番の対策だ」。常に留守番電話に設定し内容を聞いてからかけ直すことなどを勧める。

特殊詐欺などに詳しい国士舘大学の辰野文理教授(犯罪学)は「一度犯罪を見破ったことがある人でも、別の手口ではだまされることもある。犯行グループは次々とやり方を変えるので、個人の注意に頼るのは限界がある」。そのうえで、証拠が残るために犯人側が嫌がる自動通話録音機や留守番電話の利用などを勧める。「環境や機器に重点を置いた対策が、より効果的だ」と指摘する。

朝日新聞社

 

アポ電強盗の被害

アポ電強盗の被害で分かっている事件は次のとおりです。

2019年1月11日:東京都渋谷区初台
一軒家に住む90代と80代の高齢の夫婦が被害にあわれ、2000万程度の被害額だそうです。
この事件は2日前に息子を名乗る男性から「病気になってお金が必要になった」と事前に電話があったようです。

 

1軒家に住む80代と70代の恒例の夫婦は被害者です。
被害額は400万ほどで、犯行日の2日前に歯科医の息子から「患者の治療に失敗し、お金が必要になった。家に現金があるか」という電話がかかってきていたそうです。
インターホン越しに警察官を名乗り、玄関を開けた途端3人組の男性が入ってきたということです。

 

 

命が助かった被害者の方も、本当に怖いおもいをされただろうと、ニュースを見るたびにおもっていましたが、亡くなられた方もいらっしゃるということで本当にやりきれない事件です。

 

アポ電強盗に被害にあわないために

個人的には、息子や孫から電話があっても話していたら「別人」だと気付かないのかなぁといつも疑問に感じているのですが、高齢者は耳が遠くなっていることや電話だと声の違いを聞き取ることは難しいのでしょうね。

しかも電話をかけてくる相手はプロなので、話術も相当巧みなのだろうと考えます。

しかし、電話で軽はずみに個人情報(住所や名前など)や資産状況は絶対に話さないように・・・ということを、息子や娘である私達が両親にしっかり伝えるべきですね。

それが身内であろうと、アンケートであろうと絶対電話では話さないということをしっかり伝えることが、アポ電強盗やアポ電詐欺を防ぐことだと思います。

2月28日、東京都のマンションで80歳の女性が手足を縛られて死亡しているのが見つかり、捜査の結果、女性宅には、
(宮崎県民)「すごく巧みに聞き出して聞かれるみたいですね。用心せんとと思いますよね」「こわいですよね。(自宅の固定電話を)留守電にしておこうかなと思ってます」
(県警察本部生活安全企画課・甲斐義勝統括官)「貯金額を聞いたり、1千万円以上ありますか、具体的にはですね、家族構成、一人暮らしですか、相談できる相手はいますか、そういった形でアンケート形式で聞き出すという電話が数件連続して発生している」
今のところ県内で被害の発生は確認されていませんが、県は、防犯情報メールサービスなどを使い注意を呼びかけています。
(県警察本部生活安全部・甲斐義勝統括官)「知らない電話には出ないというのが大前提。あやしいのであれば、周りの方、家族、または最寄りの警察署にすぐ相談してほしい」
強盗や詐欺などの事件につながる可能性があるアポ電。被害を防ぐために不審な電話には注意が必要です。